世界最高水準のポストプロダクションスタジオ
世界最高水準の音響空間 画と音が自由自在に出会う、そこは全く新しい創造空間。
ダビングステージ、アフレコステージ、フォーリーステージ、試写室…映画の音について考え抜いた、世界有数の「音響ポストプロダクションスタジオ」です。
特に映画用ダビングステージを建物から作り上げたのは、日本では50年振り。今までのダビングステージは、モノラル音響時代に建てた建物。機材はマルチチャンネルになっても、「空間」はモノラル時代のままでした。
しかし、ステレオ、5.1チャンネル、7.1チャンネルと、映画音響は進歩し続けています。機材だけでなく、「箱」からマルチチャンネルに対応したスタジオが望まれていたのです。
ダビングステージ1は最初からマルチチャンネルを前提として設計され、基礎から施工された日本で始めてのダビングステージです。
基礎設計にはワーナーブラザーススタジオが全面協力。目指したのは「監督・ミキサー・プロデューサーが最高の音と映像で作業できる環境」。一般劇場を大きく上回る遮音性能・音響再現性能を追求しました。
音響設計したのはチャールズ・M・ソルター・アソシエイツ。ワーナーブラザース、20世紀フォックス、ディズニー・ピクチャーズ・スタジオ、パラマウント・ピクチャーズ、ピクサー、ドリームワークス…ハリウッドのほとんどのメジャースタジオを手がけるスペシャリストです。こうして世界のトップレベルの「音響空間」が登場したのです。
そして2021年1月にはMAルームが完成しました。ドルビーアトモスホームに対応し、配信作品、テレビ作品、PV、ドキュメンタリー等、あらゆるコンテンツの作業を行うことが可能です。半世紀以上に及ぶ、長い歴史の中で培ってきた映画音響仕上げの技術力を集結し、皆様の多様化するニーズにお応えします。

作品の完成に向かって、映像と音が融合する、最終工程のポストプロダクション。東宝スタジオの新しいポストプロダクションセンターは、世界最高レベルの音響設計によって、日本映画の仕上げ作業を大きく前進させるとともに、皆様の作品のクオリティアップに貢献します。
ポストプロダクションセンター 館内地図