足掛け8年をかけたスタジオ改造で、東宝スタジオの地下には膨大な量の光ファイバーが埋設され、建物内にも隅々にまでネットワークケーブルが敷設されました。映画が製作から公開までデジタル化した今、このネットワークを利用して、新しい映像作りを試みることができます。
撮影データをすぐにデジタル現像に転送し、試写や編集を行う。
撮影データをすぐにカラーグレーディングに転送し、色のチェックをする。
モーションキャプチャーしたデータを転送し、プレビズを作成する。
ふたつのステージを結び、一方で合成カットの背景を、もう一方でクロマキー素材を撮って、現場合成を行う。
ロケ先から撮影データを、東宝スタジオに送って、デジタル現像し、スタジオに戻ってきたらすぐにラッシュができるよう準備しておきたい。
海外作品なので、本国スタジオ・プロダクションへ撮影データ、編集データを送って確認してもらいたい。